2002/10/15 original issue
2003/01/21 updated
ある日突然スピーカから片チャンネルしか音が出なくなっていました。
そう言えばその前日「パチンッ!」と煎った豆がはじけるような音を耳にしたのですが、
どうした事かな?とカードを取り外してみると・・・
パンク?!
なんとLineOutに入っているコンデンサが片方死んでおりました。
おいおい、よしてくれ。まだ1年も経ってないぞ。 と思いつつもよく観察して見る。
16V470μF、一応105℃品じゃないか。 「Stone」てロゴがあるがこりゃドコのだ?
と探してみましたら、台湾のメーカのようです。→Yellow
Stone Corp
それにしてもコイツをPCIスロットの一番下に挿しといて良かった・・・
コイツの下に他のPCIカードがあったら電解液がモロに降り注いでいたかもしれないですものね(^^;;
さて、この現象について、とある掲示板にて大変お世話になっている師に伺いましたところ、
「おおかた、通電したままミニジャックの抜き差しを繰り返した結果じゃろう。 よくある事ぢゃ(笑」
という事でした。
うーん、そうか。それでパンクするものなのですね。
で、以前からコンデンサ交換は考えていたのでその事をお話しすると、「お主はLineOutにヘッドフォン
を繋ぐなんて事はせんのじゃろう? だったら470μFなどという容量は不要じゃぞ。10μFもあれば
充分ぢゃからの。 LineOutに470μFを使ってあるのは、Line(通常10KΩ以上の負荷抵抗を想定)なのに
ヘッドフォン(60〜600Ω)を繋げるヤツが大勢いるからその対策なのぢゃ。」 とアドヴァイスいただきました。
なるほど、タメになります(^^
ということで買ってきました、電解コンデンサをいろいろと。

オーディオマニアならご存知であろう各種ですが、とりあえず下のものを選んでみました。

パンクしたLineは当然交換するとして、どうせなら他の主だったところも交換してしまえ、
と考えまして、LineInにはElnaのCerafine、25V10μF、LineOutには三洋のOSコン、16V10μFです。
それと電源回路も大切だよなぁ・・・ と考えてRemix2000の基板をよく観察したところ、
2つある78L05のうち片方がメインの電源を構成している事が判かりました。
そこで78L05の出力側も松下のNHG、25V47μFに交換です。
師:「そこにOSコンなんぞ使うようではトーシロじゃのぅ(笑 有極なんぞ使わんでフィルムじゃフィルム。
三端子の出力側も10μFあれば充分じゃがなぁ・・・」
私はトーシロなのでいいんです(^ー^;; 工作したいのよ(笑
ちなみにRemix2000に使用されているコンデンサは、その小粒大豆程度のサイズから考えても
ショボイだろうとしか思えない品です。
LineOutについていた470μF以外は全部これです。 16V10μF 105℃

なんでしょうかね? この「M」マークは(;´Д`) ○囲みのMですから松下じゃない
ことは確か。 松下なら角丸の四角でMを囲んだロゴです。
こんな風に。

韓国、台湾、中国のメーカには日本のメーカロゴやマークに似せた印を付ける所が
少なからずあり(日立に似せたマークとか、Fujitsuと読み間違えそうなロゴとか)ますが、
そーいう事をしているメーカは信用ゼロです。 私のRemix2000上からはとっとと退場して
もらいましょう(^^
さて、交換完了です。
赤丸で囲んだ部分が交換したところです。

こうして片チャンネル死んでいたRemix2000は元気に復活しました。
それで気になる音ですが、まぁ音は代わり映えしませんでした(笑
そこで更に考えました。
Audioは電源が大事なはずだ と。
電源側の拡大写真の通り、三端子レギュレータはTO-92パッケージの100mA級が2個
使われていますが、回路パターンを追っていくとそれぞれTOSリンクとCMI8738への電源
供給用です。 動作状態で触ってみると8738に電源供給しているPCIスロッット側の78L05は
結構発熱しています。
TOSリンクへは充分でしょうが、8738に100mA級で足りるのかな? と疑問が湧きます。
そこで三端子Regも取り替えてしまいました。
試聴してみると、お? こんどは安物カードの割に結構鳴るなぁ・・・
いや、ビックリです。 霧が晴れて視界がハッキリしたような解像度感の向上が確認できました。
低域の出方・締まりも割と良くなり、ダイナミックレンジが広がったかのような錯覚に陥ります。
いずれにせよ私見ですが、これなら充分に音楽鑑賞に耐えられるクオリティだと思います。
高価なオーディオカードは買わずに済みそうで嬉しくなりました。
(注:私はHi-Fi至上主義ではありません)
ただ、なにしろ聴感です。「良くなったように錯覚しているだけ」かもしれません。
信じられない向きには、相手は安物サウンドカードですのでご自分でも改造されてご確認くださると
私が単なる改造自己陶酔野郎なのかどうかが御判断いただけるものと思います。
ところでOSコンは「エージングが必要」と三洋サイトにあるPDFにも書いてありますのでこの音が
どう変わっていくのかも興味のあるところです。