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P3DMEでSCSIはダメダメなのか?

2000/05/24 original issue 
2000/05/27 updated 

ネット上の各地でSuperMicroのP3DMxシリーズは評判が悪いようです。
特に「SCSIのパフォーマンスが出ない」という評判しきり。
ところがwebmasterは3月からP3DMEを使っているのにSCSIパフォーマンスで不満を
感じたことが一度もなかったのです。 
しかし圧倒的多数(というより話を聞いた全員^^;)の人々が口を揃えて
「P3DMxはSCSIがダメダメ」
ということでして、webmasterはこの2ヶ月以上もの間「P3DMEイケテるよ」と言えずに
悶々としておりました。
だいたい予想はできていたのですが、ようやく検証実験が実行できましたので
ここにまとめます。

先に結論を書きますと
「P3DMxシリーズは32bitPCIがダメダメで、
64bitPCIは素晴らしい性能である」

そう、webmasterは昨年末にバルクで出回ったASC-29160という64bitSCSIカードを
使っていたので「P3DMxでSCSIがダメ」というのが判らなかったのです。


Test環境
 マシン:P3-450Single(P3DME)
   OS:Windows2000Professional
  SCSI:1.Adaptec ASC-29160を64bitPCIバス接続
      2.Adaptec AHA-2940U2Wを32bitPCIバス接続
 OSはC:、Test用HDDはNTFSにて単一ボリューム確保
 CheetahはWindows2000のストライプボリュームでのTESTも実施
 Testプログラム:Winbench99ver1.1

 

Winbench99 ver1.1 Cheetah18XL
Single
@ASC-29160
Cheetah18XL
*2
@ASC-29160
Cheetah18XL
*3
@ASC-29160
Cheetah18XL
*2
@AHA-2940U2W
Atlas10K
Single
@ASC-29160
Atlas10K
Single
WinNT4実測値
@ASC-29160
Cheetah18XL
Single
WinNT4実測値
@ASC-29160
Business Disk Winmark 99 (Thousand Bytes/Sec) 5200 5960 6120 5430 5470 4550 4400
High-end Disk Winmark 99 (Thousand Bytes/Sec) 16700 18800 20800 15000 16700 16500 16100
Winbench 99 Disk Access Time (ms) 8.82 8.97 8.96 9.01 8.64 8.69 8.84
Winbench 99 Disk CPU Utilization (%) 2.11 2.48 2.64 2.98 2.12 2.02 2.35
WinBench 99/Disk Transfer Rate:Beginning (Thousand Bytes/Sec) 35900 71700 107000 15600 25900 25800 35800
WinBench 99/Disk Transfer Rate:End (Thousand Bytes/Sec) 24900 49800 74700 15300 18400 18300 24900
WinBench 99/Disk Playback/HE:AVS/Express 3.4 (Thousand Bytes/Sec) 16800 18800 21200 14900 19900 19900 17800
WinBench 99/Disk Playback/HE:FrontPage 98 (Thousand Bytes/Sec) 58300 58600 56900 52600 61400 31200 31700
WinBench 99/Disk Playback/HE:MicroStation SE (Thousand Bytes/Sec) 22400 22000 21000 20700 19400 18100 15800
WinBench 99/Disk Playback/HE:Photoshop 4.0 (Thousand Bytes/Sec) 11100 14100 16800 8710 9520 8060 8690
WinBench 99/Disk Playback/HE:Premiere 4.2 (Thousand Bytes/Sec) 10200 12300 13600 10800 12100 15800 16600
WinBench 99/Disk Playback/HE:Sound Forge 4.0 (Thousand Bytes/Sec) 21000 20700 23800 15700 21400 28400 22200
WinBench 99/Disk Playback/HE:Visual C++ 5.0 (Thousand Bytes/Sec) 16000 17900 20200 16500 15300 15500 15600

 

まず29160でのTransferRate(Disk先頭〜Disk終端)ですが、
Cheetah18XL単体・・・・(35900KB/sec〜24900KB/sec)
Cheetah18XL2台のストライプボリューム・・・(71700KB/sec〜49800KB/sec)
Cheetah18XL3台のストライプボリューム・・・(107000KB/sec〜74700KB/sec)

ストライプボリュームでは、リニアにきっちりパフォーマンスが増加していきます。
たった3台で100MB/secオーバーとは凄い世の中になったものです(^^

 

お次に2940U2WでのTransferRate(Disk先頭〜Disk終端)です。
Cheetah18XL単体・・・・(省略)
Cheetah18XL2台のストライプボリューム・・・(15600KB/sec〜15300KB/sec)

最初にストライプボリュームでtestしたのですが、あまりのメタメタさに単体のtestは
省略してしまいました。 噂通り、とんでもなく遅い値です。
この目でこれを見るまで信じられませんでした(笑
で、こうなると当然2940U2Wを64bitPCIに挿したらどうなのかな?と考えて
試しました。
が、結果は全く同じで激遅です。 29160を32bitPCIに挿してみてどうなるか?も
試してみたいのですが、常用環境を壊したくないのでこれは後日ヒマを見て、
ということにします。

Windows2000ではファイルシステムのパフォーマンス自体もWinNT4.0より向上している
ことが今回のTESTで確認できました。