ASF形式のオーディオファイルについて
1999/11/03 original issue
web上で音楽や映像を配布する方法としては現在、RealNetworks社の
ストリーミングAVフォーマットが広まっているようです。 また、音声ファイルとしてはMP3形式の
ファイルで配布する事もかなり一般的です。
どちらもデータ圧縮率は可変で、かなりの高圧縮をかけることができますが、音楽ファイルが
全く違う音に聞こえることの少ない圧縮率はビットレートで80Kbps程度が下限のように感じます。
これだと1分40秒の曲でも976Kbytesものファイルサイズになり、waveと比べて約10分の1とは
いえまだ現状のインターネット環境には相当重い大きさです。
ところがマイクロソフト社(以下MS社)がリリースしているWindows Media
Technologies (WMT)
では聴感上同等のクォリティで圧縮率はRealAudioやMP3の約2倍(つまりファイルサイズ約半分)
にできます。
WMTとは動画・音声の圧縮・ストリーミング配信を実現する技術の総称で、MS社が以前NetShowと
呼んでいたものです。
作成されるファイルはASF形式(Advanced Streaming Format)で、このファイルは最新のIE5(インタ
ーネットエクスプローラ5)に標準付属しているMediaPlayer6.4以上で再生可能です。
当サイトでも音声ファイルの配信にはASF形式を採用していきます。
MS社の肩を持つわけではありませんが、webの容量には限りがありますし、回線速度にも限界が
ありますのでASF形式は動画・音声の配信用として現在採り得る最適なフォーマットだと思います。
ASFファイルを作成する為のMedia EncoderもReal Producerシリーズとは違って正式版が無料で
配布されているので、個人のwebサイト製作者にとってもコスト負担なく取り組めます。
唯一の難点はMAC版はまだPlayerしかリリースされておらず、Encoderが無いのでMACでwebサイト
を作成している人はASFファイルを作れない事です。
なお、誤解なきよう付け加えておきますが、私は本稿のASFやRealAudio、MP3などの圧縮AVに
対して別の観点から危惧を抱いているので、あくまでも音や映像のニュアンスを掴む参考として
これらの圧縮AVフォーマットを利用しているだけです。
AV鑑賞という観点でこれらの圧縮AVを推奨するものではありません。
MediaPlayer6.4の入手先
WindowsのIE4ユーザ、旧IE5ユーザはこちら
Macユーザはこちら
ASFファイルの作成ツールとしてはMS社のWindows Media Tools 4.1というプログラムセットに
同梱されているエンコーダが手軽です。 入手先はこちら